家に帰りたくない夫の心理5選！夫が家に帰りたくなるヒントを解説

「最近夫が家に帰ってくるのが遅い……」
「なぜ、早く帰ってきてくれないのかな……」
「夫が帰ってきてくれる家を整えたい！しかし、何から手を付ければ？」

この記事では、夫が家に帰りたくない状態で悩んでいる方に向けて、以下をお伝えします。

私は不倫専門夫婦カウンセラーをしている仲野ちはると申します。

これらの経験から心理学・脳科学・量子力学を体系立てて言語化した「夫の離れた気持ちを取り戻し、夫婦関係を安定させるために必要な”より濃い”マインドと情報」をLINE公式アカウントでお伝えしています。

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家に帰りたくない夫の心理5選

「夫が家に帰りたくない」状態であるとき、夫の心理にはいくつか理由があります。

夫が主体的に家に帰ってきてくれるようにするために、まずは家に帰りたくない心理を理解することが大切。

ここでは、以下の5つの心理を解説します。

ご自身の状況はどうか？と考えるヒントにしてみてくださいね。

順にみていきましょう。

家事育児をしたくない

夫が家に帰りたくない心理の一つ目は、「帰ってから家事育児をしたくない」というケースです。

上記を苦痛に感じていることが根本的な理由に挙げられます。

多様な業種や働き方が広まった現代で一つとして同じ家庭はなく、子どもの人数や家事の分担・内容も人それぞれ、仕事も同様に立場や業務量も人それぞれ違います。

「休む間もなく、子どもの世話をしなければならないのか…」
「手伝う気持ちはあるが、ほとんどの家事を頼まれる」

このような環境下では、夫は職場からの帰路で、すでに気分が落ち込んでしまうでしょう。

夫が家事育児をせざるを得ない状況を放置し、変えようと努力しないことによって、最悪の場合は夫婦仲が悪くなる可能性もあります。

『夫婦仲が悪い家の特徴5選！カウンセラーが夫婦関係をチェック』では、夫婦仲が悪くなる原因をいくつか解説していますので、併せてチェックしてみてくださいね。

合わせて読みたい

夫婦仲が悪い家の特徴5選！カウンセラーが夫婦関係をチェック

妻と喧嘩がイヤ

夫が家に帰りたくない原因の2つ目に、「妻との喧嘩がイヤ」で帰りたくない場合があります。

あるメディアでは、 「帰宅恐怖症」の夫が10人中3人いるとの結果が出ており、その原因に「家で妻から小言を言われたくない」「休日も家事育児をさせられる」などが挙げられています。

そのメディアによると、「妻から週3〜4回小言や愚痴を言われると、年間で144〜192回になる」そうです。

喧嘩に発展する回数も増えそうですよね。

「夫との会話がなぜか喧嘩に発展してしまう」とお悩みの方もいるでしょう。

その場合、次のような原因が考えられます。

つまり、仕事の疲れから、妻から小言を言われても心穏やかに受け入れたり、妻の愚痴をゆっくり聞いたりする余力がないため、喧嘩になるくらいならもはや始めから聞きたくないのです。

自分の時間がほしい

男性は特に、「自分の時間」が必要な場合が多くなります。

自由な時間を趣味に投じたり、同僚と仕事以外の話をしたり、仕事に役立つ知識を得たり、あるいは休息に充てるなどして明日以降の仕事に備えたい方もいるでしょう。

しかし、「家にいると子どもの相手をしなければならない」「なかなか自分一人になれない」「妻のことも気にかけて家事を手伝う」などのさまざまな理由から、

「自分の時間がない！」

と感じてしまいます。

そして、自分の時間を確保するべく仕事や飲み会に行ってしまうのです。

家が心地よくない

家が心地よくないことも、夫が家に帰りたくない心理の一つです。

たとえば、あなたがフルタイムで働いて帰宅した際に、

毎日がこのような状況下では、家に帰りたくないと思ってしまいますよね。

夫は、本当は家に帰ってくつろぎたいのです。

夫にとって、1日の疲れを心身共に癒せる場所が「家」ですから。

それなのに、

「また今日も遅い」
「飲み会ばかり自由でいいね」

などと小言を言われたり、

「すぐ子どもをお風呂に入れて!」
「夕飯の食器洗いしといて!」

など家事を手伝えと言われたら、くつろげません。

つまり、家が散らかり、自分の心身が癒えない家には帰りたくないという心理になってしまいます。

家庭に居場所がない

夫が家に帰りたくない心理が働くのは、家に居場所がない場合に多くなる傾向です。

たとえば、妻との「コミュニケーション（会話）」が十分ではない場合を考えてみましょう。

前に述べたような「家事・育児への不参加」の夫へ妻が小言をいう、という事象が複数回重なると、妻はそれ以上言わなくなるでしょう。

つまり「家事・育児をしないことへの夫への確執」となってしまいます。

確執が原因で、相手への不信感が募ると会話も希薄になっていくでしょう。

ひいては、夫婦のスキンシップやセックスにも影響してきます。

一方、夫の家庭での居場所がなくなる一例に「子どもが妻にべったり」「子が思春期で夫に対して反抗的な態度しか取らない」ケースも考えられます。

父としての役割を十分に発揮できない環境となり、家に居場所がないと感じてしまうのです。

夫が帰りたくなる家作り

ここまで、「家に帰りたくない夫の心理5選」をご紹介しました。

夫が家に帰りたくない心理に心当たりがある……という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「改善したいけど、私にもできるかな」
「今更、態度を変えられるだろうか」

と不安や心配になりますよね。

まずは、夫に家に帰ってきてほしい場合、夫が帰りたくなる家作りをしてみましょう。

今日からでも簡単に実践できる方法を3つご紹介します。

それぞれポイントをお伝えしますので、ぜひ少しずつやってみてくださいね。

家を綺麗に整える

毎日している方も多いと思いますが、「家を綺麗に整える」ことは夫婦円満のベースとなる、とても大切なことです。

家（環境）を整えるだけで帰りやすい家になります。

夫は「片づけ（家事）をしないと小言を言われる」という妻からのプレッシャーから解放され、心身共に安らげる場所へ、帰りたくなる気持ちも高まるでしょう。

まずは周囲の環境から少しずつ整えることが大切です。

優先的に夫の話を聞く

優先的に夫の話を聞いてあげましょう。

帰った後「どのような話でも聞いてくれる」人の存在は、自分自身を無条件に受け入れてくれるという安心感につながります。

そして、本来の自分を出せる居場所は「家」であるという意識につながるのです。

たとえば、夕飯を食べているときに、

「今日は仕事どうだった?」
「暑いから営業大変だったでしょう。」

などと夫を気にかけてあげると、夫が「妻に尊重されている」と感じ、主体的に家庭に関わろうとしてくれるでしょう。

ただし、家事・育児が溜まっている場合はなかなか難しい時もあるかもしれません。

そんなときでも「おかえり」「ただいま」「お疲れ様」といったコミュニケーションは必ず取りましょう。

積極的に「ありがとう」を言う

女性は男性に比べて「察する」ことが得意ですが、男性はそうではありません。

「ありがとう」と言葉にして伝えないと夫に感謝は伝わらないですし、夫も妻からの感謝が実感できないままです。

女性は察することを前提にコミュニケーションを取るので、男性にも「言葉で言わなくても分かるでしょう」というコミュニケーションを求めてしまいがち。

しかし、男性は仕事でも家庭でも「言葉は情報伝達の手段」として捉えているため、女性のようにスッと察するという事が苦手な方が多いのです。

など、どんな些細なことでも構いません。

「ありがとう」と一言伝えるように、日常的にお礼を伝えるようにすると、夫はより主体的に家庭に関わり、家に帰ってきたくなるでしょう。

【夫が帰ってきたくなる】妻のNG行動

夫が帰ってきたくなる家作りを実践する際には、妻として以下の行動に気を付けましょう。

上記3つに気を付けることによって、夫が家に帰ってきたくなる可能性がグンと上がります。

順にみていきましょう。

帰宅時間をしつこく聞かない

帰宅時間をしつこく聞かれると、妻にスケジュール管理されている気になり、「その通りに帰ってこないと」という無言のプレッシャーが夫の心理に生まれます。

「でも、帰りの時間と夕飯の時間を合わせたい」
「飲み会後の帰りによって、自分のスケジュールも変わる」

などの場合もあるでしょう。

そんな時は、ある程度「割り切る」ことも大切。

「今日は遅いらしいから、先に夕飯食べて帰るまで自由に過ごそう」
「飲み会の日は、先に寝るように事前に話し合っておこう」

などのように、夫婦間である程度の決まりを作っておき、互いにあまり干渉しない日があってもたまには良いでしょう。

どうしても帰宅時間が気になる場合は、何時以降になるのか、夕飯はいるかいらないか、など大まかに聞く程度に留めておくのが得策です。

小言は飲み込む

妻はできる範囲で、小言を控えましょう。

小言を言われていい気分になる人はあまりいません。

ストレスに感じる方もいるでしょう。

帰宅＝小言というイメージが夫の中でつくられると、「家に帰りたくない！」という原因の一つになり得ます。

ただし、妻だけが我慢し頑張る必要はありません。

妻も日々の仕事に家事、育児と忙しいのです。

だからこそ、仕事の重い責任を背負う夫の気持ちも理解し、小言で迎えるのではなく温かい言葉で家庭に迎え入れてあげましょう。

夫が帰ってきたくなる家を作ることは、妻にとってもメリットが多くあります。

つい言ってしまいがちな小言ですが、少しづつ小言を飲み込む努力を続けることによって、家庭を魅力的な場所に導いていくことができるでしょう。

都合の良い妻にはならない

言いたいことを抑える、ということは我慢するに等しいですよね。

夫のために、自分の意見や感情を抑えることが「良い妻」ではありません。

また、夫が帰ってきたくなる家作りが、いわゆる古き良き良妻賢母になる、ということでもないのです。

『夫婦仲が悪い家の特徴5選！カウンセラーが夫婦関係をチェック』にもあるように、妻だけが我慢を続ければ、いずれ夫婦の喧嘩が多くなる原因につながります。

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夫婦仲が悪い家の特徴5選！カウンセラーが夫婦関係をチェック

自己主張を抑えすぎたり、過剰な自己犠牲をしたりすると「都合の良い妻」となってしまい、本来求める「帰りたくなる家庭」の方向とは異なる方向へ導いてしまう可能性も。

そこで、「夫（妻）だけ満足」ではなく「夫婦」が幸せであることが夫婦円満でいられるコツです。

常に妻だけが我慢するのではなく、夫婦の信頼関係を築いていくうえで「今は我慢するとき」「今は思いを吐き出すとき」など、必要なタイミングを見極めていくことが重要です。

夫婦円満こそが「家に帰りたくなる」理由です

この記事では、

について解説しました。

家に帰りたくない夫で悩んでいる方は、今回の記事を参考に、できることから実践してみてくださいね。

継続することで、夫が主体的に家に帰ってきてくれるようになるでしょう。

他にも悩みが合ったり、もっと具体的に知りたい!という方は、良ければLINEにメッセージをいただけると柔軟にご相談にのれるかと思います。

私は不倫専門夫婦カウンセラーをしており、

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仲野ちはる

株式会社ハルノワ　代表取締役/不倫専門夫婦カウンセラー

26歳で結婚。長男を妊娠中に不倫に遭ったのを皮切りに、前夫に2回、現夫に4回不倫される。 いわゆる“サレ妻”経験を元に、「夫に愛されようとすることこそが愛されない現実を作る」原理を心理学・脳科学・量子力学の観点から論理的に言語化して伝える不倫・夫婦関係の専門家。 妻として、母として理想の女性を演じるのではなく、ありのままで愛され、ひとりの女性として輝きたい。そんな方に向けて「ただ笑っているだけで幸せになれる」ことを伝えるため、計650名以上の不倫に悩まされる女性へカウンセリングを実施。女性が自分らしく生きながら、自然体で愛されるためのサポートを行う。