単身赴任中は気持ちが離れる？夫と円満夫婦でいるためのヒント

夫が単身赴任になったら、「自分への気持ちが離れてしまうのではないか？」「浮気するのではないか？」といった不安を抱えてしまいますよね。

そこでこの記事では、単身赴任している夫の気持ちを離さず、円満な夫婦でいられる秘訣をご紹介していきます！

私は、不倫専門夫婦カウンセラーをしている仲野ちはると申します。

これらの経験から心理学・脳科学・量子力学を体系立てて言語化した「夫の離れた気持ちを取り戻し、夫婦関係を安定させるために必要な”より濃い”マインドと情報」をLINE公式アカウントでお伝えしています。

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単身赴任で気持ちが離れる？

単身赴任する以前、夫婦の関係性が悪化していたり、家庭に居心地の良さを感じていなかった男性は、単身赴任することになり、家庭から開放されたと感じるでしょう。

また、妻に小言を言われることを負担に思っていた夫にとって単身赴任は、まさに願ったり叶ったりかもしれません。

単身赴任の男性って「今は独身みたいなもの」とか「別居中だから自由」という気持ちでいる方もいます。

このような男性は、妻から束縛されていると感じており、気持ちが離れやすいと考えられます。

反対に、子煩悩だったり、妻のことを愛している旦那さんは、単身赴任になっても以前と変わらず、浮気の心配も少ないのではないでしょうか。

単身赴任の期間にもよりますが、たとえば5年を目処に転勤になった場合、夫は「その5年間をいかに楽しく過ごすか？」と考えるでしょう。

その中で、家族との関係性が転勤前と何ら変わらなく過ごしつつ単身赴任生活を充実させる男性と、家族のことは一旦置いといて自分の一人暮らしを満喫させることを最優先に考える男性に分かれるのです。

そこで、単身赴任により気持ちが離れてしまう理由についても解説していきます。

また、単身赴任における家族崩壊の対処法については下記の記事で解説していますので、ぜひそちらもチェックしてくださいね。

合わせて読みたい

単身赴任で家族は崩壊する？700組の夫婦を見たカウンセラーが解説

単身赴任で夫の気持ちが離れる理由

単身赴任をしている夫の気持ちが離れる理由として考えられるのは、

これらのことではないでしょうか？

早速夫の気持ちが離れる理由について、解説していきます。

家族がいる実感が湧かないから

単身赴任の場合、一人暮らしがほとんどだと思いますので、自分には「家族がいる」という実感が湧かなくなってしまい、独身気分になりやすいと考えられます。

一人暮らしではなく、同僚とシェアして暮らしている場合も同様に、妻や子供と過ごさないため、家族の存在が疎かになりがちです。

「自分は独身だ」とすら思い、羽を伸ばしすぎる可能性もあります。

家族の存在を忘れがちになってしまうなんてつらいですよね。

その不安を払拭するには、離れて暮らしていても家族を近くに感じてもらえるよう、あなた自身の努力も必要です。

最悪の場合、浮気するどころか、家族のことを忘れて新しい家族を作ろうとすらしてしまう男性もいますので、早めに対策をすることが大切です。

妻がいなくても生活できるから

今まで妻と家事を分担してきた方や、一人暮らしの経験がある方は、身の回りのことや家事がこなせるため、妻のことが必要ないと感じてしまう方もいらっしゃいます。

食事は、自炊できなかったとしても、総菜や炒めるだけで調理できるものなど、スーパーやコンビニで手軽に購入できます。

また、1人分ですので、「今日は仕事で疲れているから洗濯は今度まとめてすればいい」とか「自分だけだから食べたいものを食べればいい」と思い、自分のペースで家事をすればいいという環境ですので、特に不憫ではないのでしょう。

1人では何もできないようでは困りますが、「妻がいなくても生活できる」と思われてはいけません。

夫が自立しつつも「妻のありがたみ」を実感してもらえることが一番ベストですね。

一人暮らしが楽だから

休みの前の日など、時間を気にせず飲みに行けるのは、単身赴任の特権かもしれません。

「家事はできるときでいい」「何時に帰っても誰からも文句を言われない」という自由な生活をしていると、家族がいる生活が煩わしくなってしまうこともあります。

また、趣味に時間を費やすこともできますので、交友関係も広がるでしょう。

自分と気の合う人達との付き合いは、とても楽しいものです。

そういったことから、家族といるより一人が楽！と思ってしまう男性もいます。

単身赴任の理由はあくまでも「仕事」ですが、夫が一人暮らしを満喫しすぎないように、手綱を引いておくことも考えなければなりません。

好きに使えるお金が増えたから

今までお小遣いの範囲内でしか遊べなかった夫が単身赴任になると、生活費や単身赴任手当が支給されるため、自由になるお金が増えます。

そのため、夜の街での飲み方が派手になったり、趣味に使うお金も時間も増え、家族がいる元の生活には戻りたくないと思ってしまう人もいます。

また、好きに使えるお金が増えると、浮気の原因にもなりかねません。

浮気するにはお金も必要ですので、自由になるお金が増えることにより、可能性は同居のときよりも高まります。

キャバクラなど、女性が接客してくれるお店に飲みに行ったときは、良く思われたいと思い、派手に遊んでしまう可能性もあります。

このように、時間もお金も自由になりすぎると、家族から気持ちが離れてしまう原因になります。

好きな人ができたから

単身赴任中に一番多いのは、「身体を壊す」か「浮気する」ことだと言われています。

前述した通り、自由に使えるお金が増え、遊び方が派手になってしまうのは、ある程度仕方のないことかもしれません。

その中でお酒の席や趣味のお付き合いで知り合った女性を好きになってしまうことは、残念ながらよくある話です。

「自分の夫に限って浮気なんて…」と思っている方も他人事ではないかもしれません。

妻とは違い小言を言うこともなく、自分の趣味嗜好に興味を示してくれたり、労いの言葉や感謝の言葉をかけてくれる女性がいると、「つい…」という状況になっても仕方ないかもしれませんね…

しかし、そうならないように単身赴任中の夫へ対策を立てることが不可欠です！

単身赴任中でも夫婦円満になるヒント

これまで、単身赴任中の夫の気持ちが離れてしまう理由についてお伝えしてきましたが、そうならないためにも、単身赴任中でも夫婦円満でいられるヒントをお話します。

これらは、夫婦円満でいるために必要なことだと考えられます。

夫が単身赴任になったら、不安を抱えてしまうと思いますが、夫婦円満のヒントについて解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

頻繁に赴任先へ遊びにいく

夫の単身赴任先にもよりますが、もし赴任先が近いようであれば、月に1回以上遊びに行くといいでしょう。

車で2～3時間、新幹線で1時間ほどの距離であれば、夫が週末に帰省してくるかもしれませんが、あなたが夫の赴任先へ遊びに行く日も必要です。

赴任先へ頻繁に遊びに行くことにより、夫の生活環境や赴任先の雰囲気を知ることができますので、「夫が家に女性を連れ込んでいないか」といったことも確認できますね。

また、近隣にお住まいの方にも家族がいることを周知できますので、安易に別の女性を連れ込むなんてことはしづらくなります。

夫の赴任先の家に自分の痕跡を残して、浮気対策も行うことができますので、なるべく頻繁に脚を運んでみてください。

平日はビデオ通話をする

夫が一人暮らしになれすぎてしまわないためにも、ビデオ通話をすることをオススメします。

妻や子供の顔を見ることで、赴任前と変わらず家族を近くに感じることができ、「自分には家庭がある」と実感させることができます。

土日はゆっくりしているかもしれませんし、家族の元に帰省するかもしれませんので、平日に時々ビデオ通話し、独身気分から現実に引き戻してあげましょう。

また単身赴任の男性は、どうしても食事に偏りが出てしまいがちですので、食事の内容も確認したいところですね。

そのためにも夕飯時に時間を合わせてビデオ通話し、「一緒に食事をしている」と感じてもらうことも必要です。

毎日1人で食事していると寂しいですし、子供の顔をみながら食事することで、一緒に食事をしているといった気持ちになり、夫への癒し効果にもなるでしょう。

赴任先の同僚に挨拶しておく

夫の赴任先へ遊びに行き、夫の仕事場の同僚や先輩に挨拶しておくのは、あらゆる面でメリットがあると言えます。

夫の人間関係が円滑にいく場合もありますし、仕事場で夫の夜遊びを多少牽制することができます。

また、家族の元へ帰省する際の有給休暇など、融通をきかせてくれるかもしれませんので、味方につけるというメリットを考えると、挨拶しておくことは重要です。

先ほどもお伝えしましたが、近所の方も含め、仕事場の方にも自分の存在を印象付けておくことは有効的ですね。

もし夫に女性の影がチラついてしまっても、同僚や先輩から釘を刺してくれるかもしれませんので、浮気防止効果も期待できます。

夫が単身赴任中の妻の心構え

もしあなたの夫が単身赴任することになった場合、もしくはすでに単身赴任中の場合、妻としての心構えが必要です。

その中で、やるべきことと、注意が必要なことがありますので、紹介いたします。

これらは夫のためだけでなく、自分のためにもなります。

1つずつ見ていきましょう。

夫への感謝を口にする

夫は、家族の元を離れ見知らぬ土地で家族のために仕事をがんばってくれているので、感謝の言葉を口にするようにしてください。

「ありがとう」の言葉は、相手が誰であっても、嬉しい気持ちになりますし、誰しもが幸福を得られます。

長年連れ添った夫婦であれば、挨拶もそっけなくなり、「ありがとう」という言葉がなんだか照れくさく思い、言葉にできないでいる方が多いのも事実です。

しかし感謝の気持ちは、「照れくさいながらも言葉にしてくれた」ということに喜びは大きくなると考えられます。

もしかしたら夫は慣れない環境で単身赴任生活を苦痛に思っているかもしれませんので、労いの言葉をかけてもらえると、がんばろうという気持ちになれるので、感謝の言葉は欠かさないようにしてください。

感謝の気持ちを口にすることは、単身赴任している夫に限ったことではありません。

一緒に暮らしている場合でもとても大切なことですので、きちんと感謝の気持ちを伝えられていない方は、今すぐにでも実践してみてください！

束縛しすぎない

夫が何をしているのか？浮気していないか？など、不安になる気持ちはよくわかります。

しかし不安に思うあまり頻繁に電話をしたり、束縛してしまうと、夫が煩わしく感じてしまい、一人にしてほしいと思ってしまう可能性があります。

単身赴任に限ったことではありませんが、夫が飲みに行っていることがわかっていながら、連絡するのはNGです。

一緒に飲んでいる人達にも気を遣わせてしまいますし、邪魔だとすら思われてしまうかもしれません。

男性は、過度に束縛しない女性に対して「自分を信じてくれている」「自分をわかってくれている」と安心感を得られます。

「何時に帰るの？」「家に帰ったら電話して！」などと言っていませんか？

これらの行動は男性にとって「束縛」と感じ、窮屈だと思ってしまいますので、ある程度は好きにさせてあげることも必要です。

妻も自分の時間を満喫する

夫が自分の時間を満喫しているということは、妻も夫と同じように自分の時間を満喫できるということになります。

今まで夫の身の回りのことをしていた方は、しなくてよくなったわけですから、自分の自由な時間が増えますよね。

その時間を大切に、自身の趣味ややりたかったことに時間を使い、有意義な時間を過ごしてください。

もし小さい子供がいる場合は、ワンオペとなってしまうため、余裕がなくなってしまうこともあるかもしれません。

そのことにより夫を疎ましく思い自身の幸福度が下がってしまうくらいなら、時にはベビーシッターを頼むなどして、自分の幸福度が下がらないよう、自分の時間を優先する日も作ってみてください。

夫婦の心がけ次第で単身赴任中も安心

単身赴任中の夫の気持ちが離れないようにするためのヒントや対策についてご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか？

夫婦離れて暮らすことになっても、なるべく仲良しで円満な夫婦で過ごしたいですよね。

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仲野ちはる

株式会社ハルノワ　代表取締役/不倫専門夫婦カウンセラー

26歳で結婚。長男を妊娠中に不倫に遭ったのを皮切りに、前夫に2回、現夫に4回不倫される。 いわゆる“サレ妻”経験を元に、「夫に愛されようとすることこそが愛されない現実を作る」原理を心理学・脳科学・量子力学の観点から論理的に言語化して伝える不倫・夫婦関係の専門家。 妻として、母として理想の女性を演じるのではなく、ありのままで愛され、ひとりの女性として輝きたい。そんな方に向けて「ただ笑っているだけで幸せになれる」ことを伝えるため、計650名以上の不倫に悩まされる女性へカウンセリングを実施。女性が自分らしく生きながら、自然体で愛されるためのサポートを行う。